2017年アリババ「希望という名の世界」

今年もたくさんのご協力・ご声援を頂きながら無事に幕を下せることができました。

ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。

今年の作品は始まる前から私はメンバーには「今年はとても難しい作品です」

「一人一人がずっとモチベーションが高くないと出来ない」

「少しでも落ちたら芝居が止まる」と言っていました。みんな台本を貰った

直後は作品の表の面白さだけで判断し「自分なら出来るから大丈夫」なんて

軽い気持ちでいたと思います。いざ、お稽古が始まると自分の頭での想像と

表現が着いて来ず、みんな苦戦し始めていました。そこで改めてこの作品の

本当の難しさを身をもって知ったと思います。

そう、笑いの芝居は難しいのです。私は芝居には絶対に欠かせない力が、大きく

分けて3つあると思っています。まずは「想像力」次に「観察力」そして「表現力」

あとそこに「記憶力」等も必要ですが大きくはこの3つを大切にしています。

今回の作品はこの3つの力が瞬発的に発揮されないと成り立たない作品でした。

両チーム共にこのバランスが整わずだいぶ苦戦していましたが、お互いに助け合って

うまくバランスを取っていました。本番前のゲネでは随分と逞しくなったメンバーの

姿がとても印象的でしたし、見ていてとても嬉しくなりました。

益々、来年の作品が楽しみです。みんなの人としての成長も見れたこの作品に

私も感謝しています。全体を仕上げるまでに本当に苦しい思いもしましたし、

毎年必ずあるハプニングにもめげず私自身も良い勉強になりました。

さあ、また来年に向けてまた頑張りましょう!

今年も作品と私を信じてついてきてくれたメンバー並びにスタッフの皆さま

本当にありがとうございました。

 

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