二0二三『青砥稿花紅彩画』〜白波の五人〜終演!


いつもAMCを応援してくださり、ありがとうございます!湖森です。




今年度の本公演が昨日無事に幕を下ろしました!




昨年はコロナ禍もあり、まだマスクを外せる状況では無かった為、マスクも衣装の1部として着用した公演でしたが、今年は5類に引き下げられた為にマスクは着用せずの公演がやっと叶いました!




今年の作品はAMCも15周年と言う事もあり、華やかな花火のような作品にしたいなぁと、ちょうど去年の秋に思い付いた作品でした。我等、日本人が脈々と受け継がれている遺伝子に響くような…。歌舞伎も若かりし頃は仕事柄良く観る機会に恵まれていたのもあり、華やかで見栄えのする作品である『白波もの』がふと思い浮かび、考えているうちにどんどんのめり込んで新たな物語が浮かびました。




今回は楽曲も全てオリジナルで作っていただいたと言う贅沢な作品です!何度も作り直しや手直し、最後本番当日まで色々と無茶振りしましたが、やはりこだわりたい!良くしたい一心に作曲者、音響さんは本当に見事に答えてくださいました。もう〜!ありがとうございます!




本番前の小屋入りの時からAMCのミラクルスーパーエクセレントゴッドマザーの役員さん2人の裏方の段取りの良さ当日のお手伝いスタッフへの指示、受付周りの飾り付け、黒子としてセットの移動、衣装のアイロン掛けからキャストの体調管理、スタッフへのお弁当や飲み物の配布等など…上げたら本当にキリが無いのですが、それでも当日のスタッフがちょっと足りないとピンチを迎えたのですが、OGや旧役員さん、現メンバーのご家族が快く引き受けて下さり、その万全なアシストがあってはじめて無事にこの公演が成功したと本当にそう思っています。15年と言う年月は何だかんだそれだけ人が必要なくらい大きくなっていたのだと…。今回の全体を見て痛感しましたし、皆さんのAMC愛に胸が熱くなるばかりでした。




昔は出入り口にパンフレット配る人1人居るだけでしたし…(笑)




どんなにお稽古を重ねても、舞台は生きていますのでこちらの思いとは裏腹にそれぞれ試練を下さる時があります。今回も舞台の神様は我等にたくさんの試練と課題をお与えくださいました。




それはまた己を見つめて叩き上げるチャンスでもありますから必ず乗り越えて上書きして行きましょう!




『なぁ〜に!明日はきっと追い風だ!』




今回一般席も解禁し、応募制にしたのですが、席数に対してたくさんの応募があり、敢え無く抽選となってしまいました。残念ながら外れてしまった皆様には本当に申し訳無い気持ちと観ていただけなかった残念な気持ちでいっぱいです。




そして、今年のこの『青砥稿花紅彩画』〜白波の五人〜は今年度のかながわミュージカルアワードコンペの審査対象の作品で、会場には審査員の方がいらっしゃっていました。そんなまた特別な経験をした作品でもありました。審査結果は来年の2月!さて、どうなる事やら…。




毎年毎年なのですが、私は公演最後のAMCソングが終わって幕が下りる瞬間が大好きです。みんなの笑顔がとびきり輝いていて、後ろにいる音響、照明スタッフ、舞台袖にいるスタッフ、講師の先生方の安堵している雰囲気が伝わって来て、みんなで最後送り出すようなあの感覚…。あの瞬間、全ての苦労が昇華されます!




本当にたくさんの方に支えて頂き、応援して頂き、こうして15周年記念公演が無事に上演出来ました。




これからも皆さまに長く応援して愛していただける作品を作り続けて参りますので、どうぞこれからも進化するAMCを宜しくお願いいたします。







湖森あんな